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魯孝王刻石 2007年10月26日(金)更新
【和:ろのこうおうこくせき】 |
【中:Lu xiao wang ke shi】 |
秦・漢・三国|彫刻・書画>魯孝王刻石
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前漢・五鳳2年(前56)
26.0×25.0cm
文字は芸術的に昇華すると共に一方では、その実用性の面から能率的な書体として速やかに変化していった。奏始皇帝の小篆と同じ時代の権量銘に、筆画をはしょった疎略な直線的な文字すなわち隷書的な筆意があらわれ、前漢に入ると篆書はもう神事に使用されるだけで著しく衰退し、隷書の系統が発展する。この時期の隷書を俗に古隷と呼んだりしているが、そうした遺例の最古の刻石がこの魯孝王刻石である。その書風はいかにも古拙で、篆から隷への過渡的な時期の文字として貴重である。この石は金時代十二世紀に発見され、山東省曲阜の孔子廟に現存する。出所:「書の歴史」
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