考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

十七帖 2007年10月27日(土)更新

十七帖

【和:じゅうしちじょう
【中:Shi qi tie
晋・南北朝|彫刻・書画>十七帖

王羲之
東晋・四世紀
 王羲之の尺牘をまとめた法帖で、巻首の手紙に「十七日先書…云々」とあるので十七帖と総称される。唐太宗の命により編集され、模本を以て作らせた刻帖ゆえ、王羲之の真相などの程度伝えるものなのかは判らないが、すっきりと簡略化された草書体、 一字ずつを丹念に書く筆の運びなど、その書法は実に洗練されたものである。ために草書中最高とされ古来、手本用に供されてきた。 この一連の手紙は概ね蜀の周撫に宛てたもので、蜀の歴史や風物に関する記事が多い。書風および書式もほとんど同様であり、羲之四十歳頃の作と考えられている。出所:「書の歴史」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.