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鄭羲下碑 2007年10月28日(日)更新
鄭道昭
北魏・永平四年(511)
北魏の光州刺史鄭道昭が父鄭羲の事蹟を後世に伝えるため、山東掖県雲峰山に崖石を選んで刻したもの。先に天柱山に刻したものを上碑、これを下碑と呼んでいる。碑は五十一行、毎行二十九字。龍門造像記など北朝の石刻に見られる角ばった書ではなく、円等でのびやかに、ゆったりした構えをみせている。鄭道昭(?―516、字は僖伯)は河南開封の人。幼時より学問を好み、孝文帝に仕え、山東掖県に赴任したのだが、このような北方の地にありながら南朝系の書を遺していることはまことに面白い事実である。出所:「書の歴史」
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