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龍蔵寺碑 2007年10月28日(日)更新
惰・開皇六年(586)
六朝期における南北二派の対立も、北方人があらゆる面で南方文化に近づいていったため、政治上の統一者隋朝があらわれるころには、書もまた新しい隋様式一本にまとまりつつあった。
河北省正定府にある龍蔵寺碑神は、整斉のうちに瀟洒な気象をもつ楷書作の好例。北方の厳しい骨格を基調としながら南方特有のしなやかな転折や波法をとりいれたもので、後の褚遂良に通ずる書の態をすでに整えている。出所:「書の歴史」
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