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孔子廟堂碑 2007年10月29日(月)更新
【和:こうしびょうどうひ】 |
【中:Kong zi miao tang bei】 |
隋・唐・五代|彫刻・書画>孔子廟堂碑
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虞世南
唐・貞観元年(627)頃
唐太宗が長安の国子監内に孔子廟を重脩したとき、孔廟再建、文教宣揚の趣旨を碑に刻し、これを記念した。その際、勅命により虞世南が碑の撰書にあたった。立碑は貞観初めのことであったが、原石は間もなく焼失し、今日伝わる帖はすべて宋元間の翻刻本である。しかしながら、虞世南の書の面影をとどめる唯一貴重な碑書として古来、最も品格の高い楷書と喧伝されている。
虞世南(558―638)は浙江餘姚の人。陳・隋を経て唐に仕え、書を智永に学んだという。合理的な文字の組み立て、単純化した用筆、こうした背の高い、胴中をひきしめた初唐の風が楷書の典型であり、中国書道の様式を決定づけたのである。出所:「書の歴史」
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