考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

与無隠元晦詩 2007年11月01日(木)更新

与無隠元晦詩

【和:よむいんげんかいし
【中:Yu wu yin yuan hui shi
宋・遼・金・元|彫刻・書画>与無隠元晦詩

馮子振
元・14世紀
33.8×102.1cm
 馮子振(1257―1327…)は湖南攸県の人。字は海粟、号は怪々道人。承事郎、集賢待制となったが、後半生は官を辞し、詩書を楽しみ、禅学に心を注いだ。彼は文人であるが、禅僧との交友が深かったため、日本からの入元僧が競って彼の詩書を求め、持ち帰っている。
これは馮が、入元中の無隠元晦(豊前の人、建仁寺、南禅寺を歴住)を一見してその法器であることを知り、七絶形式の三偈と書き贈ったもの。およそ六十歳頃の筆にかかる。文字の造形、その運筆は実に個性的で、筆は紙を切るごとくえぐるがごとく才気が横溢し、 一種の妍媚さを誇示している。出所:「書の歴史」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.