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晩節堂詩 2007年11月01日(木)更新

晩節堂詩

【和:ばんせつどうし
【中:Wan jie tang shi
宋・遼・金・元|彫刻・書画>晩節堂詩

楊維楨
元・ 至正21年(1361)
27.0×57.1cm
国立故宮博物院蔵
 楊維禎(1296―1370)は浙江山陰の人。字は廉夫、号は鉄崖。学家に生まれ、泰定年間進士に及第したが、生来豪放で人と妥協するところがなく、また奇行も多く、官途は坐折し、晩年はもっぱら詩書に明け暮れた。当時彼の詩風を鉄崖体といっている。 
これは台北故宮博物院蔵『元人法書』冊中の七言古詩一首、至正ニ十一年六十六歳の筆になる。彼の書は世に矯傑と評されたごとく、その性格を反映して神経質な、 ユニークな作風が多い。激しい等さばきの本作も、楊の特色をいかんなく表出したものといえよう。出所:「書の歴史」

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