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酔翁亭記 2007年11月01日(木)更新
【和:すいおうていき】 |
【中:Zui weng ting ji】 |
明・清|彫刻・書画>酔翁亭記
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文徴明
明・嘉靖三十年(1551)
国立故宮博物院蔵
53.5×28.6cm
文徴明(1470一1559)は江蘇長洲の人。字は徴仲、号は衡山。詩文を呉寛に、書を李応楨に、画を沈周に学び、詩書画を以て明朝第一の大家と謳われる。とりわけ書は最も明朝的な平明軽快な風を打ち立て、呉中派の中心として永く芸術界をリ―ドした。この一幅は紙本に烏絲欄を引き、小楷で宋の欧陽脩の「酔翁亭記」を書いたもの。八十二歳の等である。識語によると、かねて王羲義之の黄庭堅の筆意を学んでいたが、たまたま欧陽公文集を読んでいたとき興が湧き、寝食を忘れて、羲之の風に倣い数百字を書きあげたのだという。八十二歳という高齢ながら確たる筆致であり、いかにも枯れ枯れした情感をただよわせている。出所:「書の歴史」
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