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臨大令帖 2007年11月02日(金)更新
【和:りんたいれいじょう】 |
【中:Lin da ling tie】 |
明・清|彫刻・書画>臨大令帖
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王鐸
明・永暦三年(1649)
321.0×51.5cm
王鐸(1592―1652)は河南孟津の人。字は覚斯、号は石樵。天啓二年(1622)進士に及第、礼部尚書、東閣大学士となった。詩文、・書画いずれもよくしたが、明末を代表する書家として、旺盛な情熱のままに、長條幅に連綿の行草を書きつらねるのを得意とした。この長條幅は王獻之の草書帖三篇(淳化閣帖第十所収)を臨書したもの。臨書とはいうが、これはもう王鐸独自の書境を展開したもので、字句は借り物にすぎない。彼五十八歳時、最も円熟した頃の傑作で、款識に吾家の大令(王獻之)を臨した―同じ王姓であるから―と書いているところが実に面白い。出所:「書の歴史」
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