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隷書文語 2007年11月02日(金)更新
【和:れいしょぶんご】 |
【中:Li shu wen yu】 |
明・清|彫刻・書画>隷書文語
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金農
清・乾隆九年(1744)
103.5×35.4cm
金農(1687―1763)は浙江銭塘の人。字は寿門、号は冬心。 一生官に仕えず、各地を遊歴し、晩年は揚州に流寓してこの地に没した。早くから詩文にすぐれ、金石を好み、面事において「揚州八怪」にあげられる。書は八分隷を学び、さらに独自の作風を完成、清朝における異色の存在となっている、
本作品は高古の意志を表わした文語、五十八歳時の筆になる。横画を太く、平らにとげとげしく引き、縦画は細く、斜面はキリのように鋭く引き放っている。筆は隷意の強いものだが、ある種の知性と強い感情とを盛りこみ、最も文人らしい自由な世界をくりひろげたものといえよう。出所:「書の歴史」
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