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臨石鼓文 2007年11月02日(金)更新
【和:りんせきこぶん】 |
【中:Lin shi gu wen】 |
明・清|彫刻・書画>臨石鼓文
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呉俊卿
中華民国・9年(1920)
96.0×32.5cm
呉俊卿(1844一1927)は浙江安吉の人。字は昌碩、号は倉石。詩文、書画、篆刻をよくし、清末第一の作家と高く評価されている。書は石鼓文から出て新鮮な姿体を装い、従来の篆書に見なかった自由な技巧を駆使し、行草体をもこの技法で筆を揮った。
本作はわが会津八一翁に書き贈った晩年期、七十七歳時の等になる。北京故宮博物院に現存する石鼓(第五)の文字を臨書したもので、線を長くつっぱり、細長く角ばらせた字形が、條幅作品として見事な和音を奏している。出所:「書の歴史」
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