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青銅貨幣(50) 2007年11月13日(火)更新
【和:せいどうかへい】 |
【中:Qing tong huo bi】 |
隋・唐・五代|青銅器>青銅貨幣(50)
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漢~唐・前2~後9世紀
鋳造
1987年法門寺塔基地宮出土
径2.2~3.5cm、重202g(50枚)
法門寺博物館蔵
法門寺地宮には、入口近くの階段や隧道(通路)をはじめ、各室に納置された器物の内外や後室奥の秘龕をふさいでいた床など、随所に大量の貨幣が置かれていた。総計1万5千余枚に達するという膨大なもので、地宮の鎮めや含利への供養の意味が込められていたものと考えられる。
青銅貨幣は、実際に流通した青銅貨幣である。種類は漢代(前206~後220年)と隋代(581~618年)の「五銖」、漢代の「半両」と新代(8~23年)の「大泉五十」、新代の「貨泉」、唐代乾元(758~760年)の「乾元重宝」、唐代の「開元通宝」、唐代会昌(841~846年)の「開元通堂」である。地宮に納められた青銅貨幣の中では、「開元通宝」が大半を占めるが、これらの他にも「布泉」(北周代く556~581年〉・陳代〈557~589年〉の貨幣)など幾種かがあり、全体では30余種に達する。出所:「唐皇帝からの贈り物」
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