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白磁五花形盤「官」字銘(3) 2007年11月22日(木)更新

白磁五花形盤「官」字銘(3)

【和:はくじごかがたばんかんじめい
【中:Bai ci wu hua xing pan guan zi ming
隋・唐・五代|陶磁器>白磁五花形盤「官」字銘(3)

唐〜五代・9〜10世紀
定窯
1985年西安市北郊火焼壁出土
口径20.0cm、高4.1cm、重300g
西安市文物保護考古所蔵
 本器は、底部に「官」字の刻銘がほどこされた上質の定窯白磁である。西安市北方の火焼壁村(長安城安定坊跡)で出土したもので、類品が三十数点まとまって発見されており、この種の定窯白磁の発見例としては最大級のものである。定窯の「官」字銘や「新官」字銘の刻された製品は上質のものが多く、官営工房で制作されたとも、民間の窯で宮廷や官衙用に特別に作られたともいわれているが定かではない。定窯の窯跡では「官」「新官」字銘の磁片が五代から北宋初期と考えられてしいる堆積層から出土しており、中国各地の墳墓や塔の地官、窖蔵などで出土例も五代から北宋代初頭に位置づけられるものが大部分であるが、前|浙江省臨安市の銭寛墓唐(900年埋葬)や銭寛婦人水邱氏墓「901年埋葬)など唐代最末期の墳墓からの出土例もわずかに確認されている。
本品は、口縁の5箇所に削り込みを入れ、その下の部分を外側からおさえてかるく屈曲させて五花形としたやや深めの盤である。器壁は非常に薄く、軽量であるが、外側面に残る素地の削り痕や、高台端部の削りの粗さ、釉面に見られるピンホール、器形の歪みなど、他の3点に比べると作りの粗さが目立つ。内面には使用痕跡と思われる擦痕が残り、実際に使用されていたことがわかる。出所:「唐皇帝からの贈り物」

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