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草書唐宋人詩巻 2007年12月07日(金)更新

草書唐宋人詩巻

【和:そうしょとうそうじんしかん
【中:Cao shu tang song ren shi juan
宋・遼・金・元|彫刻・書画>草書唐宋人詩巻

宋克筆
紙本墨書
縦27.5 横499.0
元・至正二十年(1360)
上海博物館
 至正二十年(1360)、三十四歳の宋克が雲間(上海松江県)の友人徐彦明の許に滞在した際、彦明の索めに応じて盧(人+工)、沌仲淹」、李賀等の古体詩六首を草書で録した書巻で、題識の後に「東呉生」白文方印の鈐印がある。 
宋克は、長州(江蘇省蘇州)の人。仲温、克温と字し、号は南宮生。元の泰定四年(1327)に生まれ、明の洪武二十年(1387)に歿した。元末の動乱期に各地を遊歴し、洪武(1368~98)の初めに出仕して、官は鳳翔同知に至った。その書は元の康里巙巙、饒介の流れを汲むと伝えられ、章草を善くし、小楷に工みで、宋広・宋璲とともに世に「三宋」と並称された。明初、晋唐を師法とする趙孟頫の伝統的な書法はなお踏襲され、たおやかで妍媚秀麗な側面が強調される傾向にあった。本巻もそうした時尚を受け、細部に意の行きとどいた穏健な筆致ではあるが、左払い等には章草の磔法を交え、筆力は鋭く、遒勁な意趣を合わせもった作となっている。後世、陳璧や二沈(沈度、沈粲)、銭博など宋克を師法とした者も多い。巻後に明の宋献、茅元儀、宋穀等の観款、張宗祥の跋がある。出所:「上海博物館展」

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