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菩薩立像 2007年12月13日(木)更新

菩薩立像

【和:ぼさつりゅうぞう
【中:Pu sa li xiang
晋・南北朝|青銅器>菩薩立像

銅造鍍金
総高14.7
北斉・六世紀
上海博物館
 全体が一鋳製で、頭髪部と台座内部を除いて全面に鍍金が施される。仕上げの研磨が丁寧になされているため、表面は非常に滑らかで、鍍金がよく残り、当初の像容をほぼそのまま見ることができる。
三面頭飾をつけ、上半身に天衣、下半身に裳をまとい、腹を少し前方に突き出して蓮華座上に立つ。後頭部に枘が突出し、当初は別製の頭光を備えていたことがわかる。各部の形制からすると、観青菩薩を表現したものであろうか。体部や台座の大きさに比べて頭部が少し小さく、各部の均衡を欠くきらいもあるが、頭部が球状をし、胸や腹の量感が強調された造形は、北斉の造像に特徴的なものである。わずかに丸みを帯びた背面に衣文を数条線刻するのも、北斉の金銅像に類例がある。くの字形の側面観や、両脚の左右から下方にかけて広がる天衣の形は、北魏以来の古制を継承するものの、北魏の作風から大きく変貌し、むしろ北斉から隋にかけての遺品にまま見受けられる、柔軟性のある表現となっている。わずかに上体を右方に傾けた姿勢や、台座蓮弁のふくらみが減少し、若干縦長になっていることには、隋の造形への接近がうかがわれる。
小像ながら、細部まで心配りのきいた入念な仕上りをみせ、この時期の数ある金銅仏の遺例の中でも住品の一つに数えられよう。出所:「上海博物館展」

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