考古用語辞典 A-Words

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七子文光耀鏡 2007年12月30日(日)更新

七子文光耀鏡

【和:しちしもんこうようきょう
【中:Qi zi wen guang yao jing
秦・漢・三国|青銅器>加彩車馬人物鏡

紀元前206~後24年
青銅
径25.4cm
1964年西安南郊出土
西安市文物管理処蔵
 円鈕。鈕座には九乳文,その外側にやや大きな乳文が7つ,そのあいだに羽衣の仙人2人と四神(青竜・白虎・朱雀・玄武)および飛禽走獣などが配されている。線は流麗でよどみがない。鏡縁には文様がなく,74文字からなる篆書の銘文がある。これは比較的早期の七言詩で,その内容の大意は,「質の良い銅をつかってこの鏡をつくる。そしてこの鏡を用いて姿をうつせば, 1万年も長生きできるので仙人よりもすばらしい」。これは前漢時期における支配階級が長生不老を追求した迷信の思想を反映したものである。出所:「シルクロード文物展」

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