考古用語辞典 A-Words

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透彫羊脂玉・飛馬にのる羽人 2007年12月30日(日)更新

透彫羊脂玉・飛馬にのる羽人

【和:すかしぼりようしぎょく・ひばにのるうじん
【中:Tou diao yang zhi yu qi fei ma yu ren
秦・漢・三国|金銀・玉器>透彫羊脂玉・飛馬にのる羽人

紀元前206~後24年
軟玉
高7cm 長8.9cm
1966年咸陽新庄出土 
咸陽市博物館蔵
 馬は首をもたげ,口をひらき,耳をそばだてて,前足の一つを高くあげ,後足はややまげて流雲文の底板を踏んでいる。馬には翼が線刻され空を高く飛んでいる様をあらわしている。馬にまたがっている羽人は長耳,とがった口をし,長い髪を後に振り乱している。背には双翼をはやし,両手で馬の頸につかまっている。これは半脂玉で彫刻したもので,前漢の彫玉のなかでも珍品である。出所:「シルクロード文物展」

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