考古用語辞典 A-Words

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董欽造金銅阿弥陀仏一具 2008年01月03(木)更新

董欽造金銅阿弥陀仏一具

【和:とうきんぞうこんどうあみだぶついちぐ
【中:Dong qin zhao jin tong a mi tuo fu yi ju
隋・唐・五代|青銅器>董欽造金銅阿弥陀仏一具

青銅・鍍金
通高41cm 長29cm 幅26.5cm 
1974年西安八里村出土 
西安市文物管理処蔵
 合計23点からなる。阿弥陀仏は蓮座のうえに坐し,後には蓮弁文の光背がつく。両側にはそれぞれ一体の苦薩と天王が侍立する。天王は前,菩薩は後で,それぞれ光背がつく。蓮座の前には香炉がある。群像は欄干のついた高足床のうえに配置される。床前には一対の獅子がうずくまり守護にあたる。床の右側と後側には銘文が刻まれ,開皇4年(584年)に董欽が造ったこと,発願文、讚辞などが記載されている。この像の彫鋳は精緻で,全体に鍍金がほどこされている。出所:「シルクロード文物展」

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