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木製轉射 2008年01月08日(火)更新
紀元前206~後220年
木
長40.5cm 幅41.5cm
1974年額済納旗破城子漢代烽燧遺址出土
甘粛省博物館蔵
木の枠の上下の二つの横木には,その中心にそれぞれ一つの円いほぞ穴があり,一方,木枠の中に円い軸木があり,その両端にほぞがあり,横木のほぞ穴にはめられている。その軸木に内側が大きく外側が小さい長方形の斜めの孔があり,その下に小さな把手がとりつけられて,左右120°も動かすことが出来る。これを堡塁の壁の上部にはめ込み、弓や弩を据えつけると外にむかって左右に発射できる。また斜の孔を通して敵の情況を観察するのにも使う。把手を最大限にまわせば斜の孔がふさがるようになっており、敵の射撃から身を守ることができる。出所:「シルクロード文物展」
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