考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

飛燕銅奔馬 2008年01月09日(水)更新

飛燕銅奔馬

【和:ひえんどうほんば
【中:Fei yan tong ben ma
秦・漢・三国|青銅器>飛燕銅奔馬

2世紀
青銅
高34.5cm 長45cm 
1969年武威雷台後漢墓出土
甘粛省博物館蔵
 疾走している馬の姿は実に勇健で精美である。頭はやや左にかたむけ,長い尾をなびかせている。馬の足の一つは,飛んでいる燕の背をかすめている。こうした造形の設計は,豊富な想像力とロマンチシズムの芸術手法を表現したものである。その全身の支点は一つの足に集中しているが,よく平衡を保っている。技法について言えば,まず鉄筋を四つの足のうちに置き,そのあと青銅の溶液を流し込んでつくりあげたもので,これは鋳物師の高度な智恵とすぐれた技術をあらわしている。出所:「シルクロード文物展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.