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珠石鑲嵌金棺 2008年01月10日(木)更新

珠石鑲嵌金棺

【和:しゅせきじょうがんきんかん
【中:Zhu shi xiang qian jin guan
隋・唐・五代|金銀・玉器>珠石鑲嵌金棺

694年
金・珠石
通高6cm 長7.5cm 幅5.4cm 重107g 
1964年涇川水泉寺出土
甘粛省博物館蔵
 棺形は銀槨と同じ。柏壁は金絲を用いて文様をあらわし,それに珠宝を嵌める。その精巧さと挙麗さにおいてはるかに銀槨をしのぐものがある。棺の蓋,棺の前面と両側面の中心に大きな蓮華の飾りがあり,その蓮華の中に大粒の真珠が嵌められ,周囲には石英石と緑松石(トルコ石)の蓮瓣が嵌められている。またそれを中心にして緑松石と石英石の嵌められた蓮華飾りがついている。棺の後面の中心には六瓣の蓮華の飾りがあり,その周囲に6条の蓮華の飾りがあり,それはいずれも石英石か緑松石が嵌めこまれたものである。四月の欄干の形は銀槨のものと同じものである。出所:「シルクロード文物展」

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