考古用語辞典 A-Words

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"延年益寿大宜子孫"錦襪 2008年01月12日(土)更新

延年益寿大宜子孫

【和:えんねんえきじゅたいぎしそんにしきしとうず
【中:Yan nian yi shou da yi zi sun jin wa
秦・漢・三国|絹・衣類>"延年益寿大宜子孫"錦襪

25~220年
長45.5cm 幅17.5cm 長43.5cm 幅17.3cm 
1959年民豊尼雅後漢墓出土
新疆維吾爾自治区博物館蔵
 三重経の平地経錦でつくり,繊耳がついている。緋色の地のうえに,白,宝藍,薄茶,浅橙などの色の経糸で文様を織出したもので,文様は鳥獣連続文,その間に雲文と茱萸(ぐみ)文がある。文様のあいだには,“延年益寿大宜子孫”などの吉祥文字が織られている。経の色糸を分けて用いる織法によったもので,各区ごとに三色の色がある。この種の錦はおよそ75枚の紋上げの綜絖を用いてはじめて織りあげることができるものである。出所:「シルクロード文物展」

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