考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

宝相花文錦鞋 2008年01月15日(火)更新

宝相花文錦鞋

【和:ほうそうげもんきんかい
【中:Bao xiang hua wen jin xie
隋・唐・五代|絹・衣類>宝相花文錦鞋

618~907年

長29.7cm 幅8.8cm 高8.3cm 
1972年吐魯番阿斯塔那出土
新疆維吾爾自治区博物館蔵
   鞋(靴)の先は雲形,靴の両側には,靴ひもがつく。靴の表と内は綾地の経錦でつくられ,靴先は綾地の緯錦からなる。文様の図案は変体宝相花と縞文と花鳥と流雲などからなり,色彩があぎやかで華麗である。靴の底は綿布を縫いあげたもので,靴のなかには下敷があり,下敷のなかには綿がつまっている。下敷の上面は黄色の回文のついた綾でつくられている。これは貴族の婦人が生前にはいた靴で,貴重な錦織りを使っており,形の優美な点できわめてまれに見るものである。出所:「シルクロード文物展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.