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旧石器 2008年01月21日(月)更新

旧石器

【和:きゅうせっき
【中:Jiu shi qi
旧石器時代|石器・ガラス>旧石器

旧石器時代晩期
スクレーパー(内家古)
内蒙古大窯村南山二道溝出土
長6.5cm、幅4.Ocm、厚2.3cm
チャートの剥片を石材としている。剥片の両側縁辺を交互剥離によって刃部を作り出している
尖状器(河南)
河南省南召県小空山上洞出土
長4.4cm、幅2.6cm、厚1.4cm
石英の剥片を石材としている。剥片の背面には稜があり、断面は三角。剥片の両側縁辺に沿って片面が加工され刃部を形成している。両側縁辺が相交わり尖ったところは加工によって長く尖っている。顕微鏡観察によれば、尖端部およびその近くの刃縁には明らかな使用痕があり、切削用の尖った刃器の1つである。
直刃スクレーパー(河南)
河南省南召県小空山上洞出土
長4.8cm、幅2.9cm、厚1.Ocm
石英剥片の一側縁辺を片面加工し、真直ぐな刃部を形成している。
複刃スクレーパー(山東)
山東省沂源県柏平山上崖洞出土
長4.7cm、幅3.8cm、厚2.2cm
石英塊を石材としている。隣合う2つの縁辺を、交互剥離の方法で二次加工し、湾出する刃部を作り出している。他の一側縁辺は、両面が加工され直刃となっている。端部は円い形状で鈍く、手で握るのに都合がよい。 
石錐(山東):山東省沂源県柏平山上崖洞出土
長3.3cm、幅3.3cm、厚1.2cm
石英剥片の両側縁辺を背面へ二次加工にして、対称な斜辺を作り出し、斜辺の交わるところは、加工によって鋭く尖っている。`
尖状器(山東)
山東省沂源県柏平山上崖洞出土
長4.5cm、幅4.3cm、厚1.5cm
石英塊で作られている。一端の両側縁辺から片面へ二次加工され、歯突状に尖っている。 出所:「中国の考古学展-北京大学サックラー考古芸術博物館所蔵」

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