考古用語辞典 A-Words

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灰褐陶鳥形鬹  2008年01月22日(火)更新

灰褐陶鳥形鬹

【和:かいかっとうちょうがたき
【中:Hui he tao niao xing gui
新石器時代|陶磁器>灰褐陶鳥形鬹

新石器時代 大汶口文化晩期 北荘一期
山東省長島県北荘遺址第64号房内出土
高19.5cm、長24.0cm
砂と滑石粉の入った灰褐色土器。手びねり成形。器は鳥形で、首と尾が器腹の両端に分かれ、首部は鳥の喙状の流を作り、尾部は直立して、ラッパ形の口のようになっている。器腹は楕円形で、前部の両側に弧状の短い翼が付き、下部には円錐形の3足がある。全体に鋸歯状の飾を盛り上げ、頸・腹・背の堆線はみな付加した泥線上に刻・劃がされている。底後部と後足は欠失している。 出所:「中国の考古学展-北京大学サックラー考古芸術博物館所蔵」

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