考古用語辞典 A-Words

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青銅方格規矩鏡 2008年01月29日(火)更新

青銅方格規矩鏡

【和:せいどうほうかくきくきょう
【中:Qing tong fang ge gui ju jing
秦・漢・三国|青銅器>青銅方格規矩鏡

新(9~23)
出土地不明
径19.8cm、縁厚0.5cm
 半球形の鈕と、方形の鈕座が付く。文様の主体は規矩鳥獣であり、四方には青龍。白虎・朱雀・玄武の四神を配し、その間には篆書の銘帯を二重に周らし、外縁部は巻葉文と鋸歯文で飾られている。内側の銘文は十二支となっており、方位に基いて配置されている。外側の銘文は以下の通りである。「新有善銅出丹陽、和以銀錫清且明、長保二親利弟兄、八子九孫治中央。」 銘文中の「新」とは、すなわち王莽の新朝のことであり、「丹陽」は漢代の有名な銅の産地であった。出所:「中国の考古学展-北京大学サックラー考古芸術博物館所蔵」

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