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第一期前段陶磁片 2008年02月05日(火)更新
【和:だいいっきぜんだんとうじへん】 |
【中:Di yi qi qian duan tao ci pian】 |
宋・遼・金・元|陶磁器>第一期前段陶磁片
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北宋(第一期前段10世紀後半)
河北省磁県観台窯址出土
観台窯第一期前段の装飾の主要なものには、劃花・珍珠地〔魚子文地〕劃花・剔花〔描落〕・白釉褐彩・白釉緑彩等があり、この数片の陶磁片は、第一期前段の典型的装飾と文様を代表するものである。
a.白釉珍珠地劃花半円形団花文香炉片
残高7.8cm、口径9.lcm
この時期の魚子文地劃花の特徴は、珍珠地がまばらで、全体の図案の中で占める割合はたいへん小さく、半分ほど色を埋めている。半円形の団花は、この期の最も流行した図案である。
b.白釉描落花巻草文唾壺片
c. 白釉褐彩草葉文香炉片
第一期の白釉褐彩の色調は棕黄色を呈し、草葉文が主要な図案である。
d.白釉魚子文地劃花半円形団花文元宝形陶枕片
寛19.8×11.8cm
e.褐黄色劃花菊弁文香炉片
残高6.9cm、復元径20.1cm
f.黒釉白口双耳水注片
残高11.8cm、口径5.5cm
この種の器形の水注は、唐代から流行し、この時期以後消失する。出所:「中国の考古学展-北京大学サックラー考古芸術博物館所蔵」
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