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八旗軍盔甲    2008年02月09(土)更新

八旗軍盔甲

【和:はっきぐんかいこう
【中:Ba qi jun kui jia
明・清|>八旗軍盔甲

乾隆期
長75.5cm
  清代の八旗は、満州族の社会、経済の発展のなかであらわれた一種の皆兵制度に似た組織である。
1601年、満州族のあいだに従来からあったニル(牛録)の集団をもとに、黄、白、紅、監の旗色で識別する組織をつくった。この部隊は1615年にさらに増強され、それまでの四旗を正黄、正白、正紅、正藍とし、あらたに鑲黄、鑲白、鑲紅、鑲監を増設した。これが満州八旗である。 1635年と1642年には満州八旗の組織をもとに蒙古八旗、漢軍八旗も創立された。満朝の満・蒙・漢三族の八旗は、したがって二十四旗であった。 一般に八旗とよばれたこの組織は、清朝の主要武装兵力であった。
八旗は各部隊の旗の色で区分され、正黄から正藍までは各色のみ、鑲黄から銀藍まではそれぞれの旗色の周囲に赤い縁取りをめぐらせた。鑲紅旗のみは赤色に白色の縁取りである
八旗兵の甲冑の色は、所属する旗の色にあわせ、儀杖、訓練、大閲の際に着用することが定められていた。
この八旗軍盔甲は正紅旗、鑲黄旗の官兵が大閲のときに着用した甲冑である。兜は皮製で漆をぬり、頂きに銅製の飾り板と房飾りをつける。兜の下部から耳や頬をまもる頬当てがある。甲は上下の二部分からなり、上衣は袖なしである。兜、甲とも全体に鋲が打たれ、兜、甲の裏地はともに繻子である。康熙二十一年(1628)、杭州で二万領の盔甲が製造された。これらは紫禁城の東華と西華門の門楼内に保管され、内務府が管理にあたった。八旗軍の大閲にそなえるためであった。出所:「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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