考古用語辞典 A-Words

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深紅色緞子五彩金龍袍    2008年02月09(土)更新

深紅色緞子五彩金龍袍

【和:しんこうしょくどんすごさいきんりゅうほう
【中:Shen hong se duan zi wu cai jin long pao
明・清|絹・衣類>深紅色緞子五彩金龍袍

乾隆期
長141cm
  特別の式典に礼服として着用された、深紅色の長衣である。前、後と両肩に正面をむいた龍文様を各一配し、身頃の前後下方に龍文様を二頭ずつ、さらに前身頃の打合に一頭、あわせて九龍が金糸で刺締されている。
他に、日、月、星座など十二の文様、囍字、「福寿双全」の意をあらわす蝙蝠、扇、宝剣、瓢箪、蓮花、拍板、魚鼓、花籠などの八宝文も配されている。裾は波濤の中に八宝文をくみあわせた「八宝立水文」で、深いきりこみがある。 この種の長衣をとくに龍袍とよぶが、精細な刺繍と配色の美しさ、文様の表現などの点で特にすぐれており、清代の工匠の卓抜した技倆が発揮されている。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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