考古用語辞典 A-Words

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珊瑚飾付腰帯    2008年02月10(日)更新

珊瑚飾付腰帯

【和:さんごしょくつきこしおび
【中:Shan hu shi yao dai
明・清|金銀・玉器>珊瑚飾付腰帯

嘉慶期
金製
長176cm
  清代皇帝が礼服を着用したときに使う、正式の帯である。明黄色の表に紅色綾の裏をつけ、表面には透し彫りの金具四個をつけて、その中に、紅珊瑚を嵌め込みにしている。
身体の左右にあたる部分には垂れ飾りが二本つけられ、食事用ナイフ、火打ち石、拭布、香袋が吊されている。これらの品は、皇帝の好みや季節によって鏡袋、時計をいれた袋、扇袋などにつけかえられることもあった。皇帝が常服を着たときは、別に常服帯というものがあった。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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