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皇帝大婚洞房(復元) 2008年02月12(月)更新

皇帝大婚洞房(復元)

【和:こうていたいこんどうぼう
【中:Huang di da hun dong fang
明・清|>皇帝大婚洞房(復元)

 皇帝の結婚を大婚とよぶ。洞房は皇帝が結婚にあたり夜をすごす寝所である。
清代皇帝の洞房は、坤寧官の東暖閣にある。洞房はすべて赤色で、寝台のうえには紅地に五彩で百子図を両面刺繍をした幔幕と、真紅の繻子地に五彩で百子龍鳳の文様を刺繍した几帳をはりめぐらされている。
幔幕や几帳をかざる刺繍の図突は、百子図で多数の子供たちが戯れている図であるが、それぞれに生き生きと活動し遊ぶようすが巧みに表現されている。この図は伝統的な寓意である吉祥、長寿、多子多孫、常貴などをあらわし、新婚を祝福する雰囲気をもりたてている。
 この幔幕と几帳は、同治十年に江南織造で製作されたもので、刺締は五種以上の針法によって精密になされ、色彩も赤、黄、緑、紫などを主体にし、これに金、銀糸をくわえてあかるく活気にみちためでたい図案を効果的にしている。 ‐
清代には、順治、康熙、同治、光緒の四皇帝が紫禁城内の坤寧宮で婚礼をあげたのみである。
皇后は宮中に召されて式典をあげたのち坤寧宮に入り、この洞房で皇帝と共に祝盃をあげる合(丞+巳)礼を挙行し、宴をおこなう。夜になって共に長寿麺とよばれる麺を食べて新婚の夜をすごす。翌日、ふたたび皇帝と皇后は団円宴とよぶ宴をおこなう。このようにして皇帝と皇后はここに三日間をすごしたのち紫禁城内の規定の宮殿に別々に住んだのである。
この洞房は、同治、光緒の二帝の大婚のときに使用した品々と、坤寧宮東暖閣の洞房の様式で構成したものである。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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