考古用語辞典 A-Words

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三尊佛紫壇製衝立   2008年02月17(日)更新

三尊佛紫壇製衝立

【和:さんぞんぶつしだんせいついたて
【中:San zun fuo zi tan zhi chong li
明・清|彫刻・書画>三尊佛紫壇製衝立

乾隆期
長54cm 幅再16cm 高38cm
清代宮廷内佛堂-(7)」
 「菩提心論」のなかに説かれている五方佛をチベット式画像幅(タンカ)としている。各色の尊像は尊名と功徳をあらわす。
中央(白色)は毘盧遮那佛で法界智、東(藍色)は不動佛(阿閦佛)で大円鏡智、西(赤色)は無量光佛(阿弥陀佛)で妙観察智、南(黄色)は宝生佛で平等性智、北(緑色)は不空成就佛で羯磨智、をそれぞれに描いている。各幅の本尊以外の小像は、三十五佛と総称され、 個々の尊名をもつがここでは省略する。この佛堂は、清代宮廷の佛日楼内におかれた佛堂の一部を復元している。佛日楼は、故官の外東路とよばれる区域の景福宮にある。清代の乾隆期に建立されており、佛堂内におかれている佛画、尊像をはじめ荘厳具などのすべてが乾隆期の製作になるものである。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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