現在:大阪市立大学大学院文学研究科教授・大阪市立大学副学長 |
研究者>中村 圭爾(なかむらけいじ) |
1946年6月3日和歌山県に生まれる |
1972年3月 大阪市立大学大学院文学研究科修士課程東洋史学専攻修了 |
1973年3月 大阪市立大学大学院文学研究科博士課程東洋史学専攻退学 |
1973年4月 大阪市立大学文学部助手 |
1976年4月 大阪市立大学文学部講師 |
1981年4月 大阪市立大学文学部助教授 |
1993年4月 大阪市立大学文学部教授 |
2001年4月 大阪市立大学大学院文学研究科教授 |
2006年4月 大阪市立大学副学長,現在に至る |
研究テーマ・分野
正規の授業科目である東洋史学研究・演習で、文献(本年は『史通』)の精読をおこない、また吐魯番出土文書、および長沙走馬楼呉簡の研究会を定期的に開いて、新出史料に対する認識を深める一方、大学院学生の研究発表会において、各自の日常の研究成果を相互に批評しあっている。
主要業績
「建康と三呉地方」(唐代史研究会編『中国の都市と農村』汲古書院 1992.7)
「南朝戸籍に関する二問題」(『人文研究』大阪市立大学文学部 44-12 1992.12)
「六朝貴族制論」(谷川道雄編『戦後日本の中国史論争』河合文化教育研究所 1993.1)
「江南六朝墓出土陶瓷の一考察」(礪波護編『中国中世の文物』京都大学人文科学研究所 1993.3)
「晋南朝律令と身分制」(『堀敏一先生古稀記念 中国古代の国家と民衆』汲古書院1995.3)
「六朝史と「地域社会」」(中国中世史研究会編『中国中世史 続編』京都大学学術出版社 1995.12)
「六朝貴族制と官僚制」(『魏晋南北朝隋唐時代史の基本問題』汲古書院 1997.6)
「晋南北朝における符」(『人文研究』大阪市立大学文学部 49-6 1997.12)
「南朝国家論」(『岩波講座世界歴史』9 岩波書店 1999.1)
「南朝政権と南徐州社会」(唐代史研究会編『東アジアにおける国家と地域』刀水書房 1999.7)
「三国両晋における文書「啓」の成立と展開」(『古代文化』51-10 1999.10)
「東晋南朝期における豫州・南豫州について」(『人文研究』53-2 2001.12)
「「風聞」の世界―六朝における世論と体制―」(『東洋史研究』61-1 2002.6)
「貴族制社会的血縁与地縁関係的歴史特性」(『人文論叢』2002年版,武漢大学 2003.11)
「建康における伝統と革新」(『東洋史論叢』別冊特集号 2005.3)
「陳の「用官式」とその歴史的意義」(『東洋史論叢』14 2005.3)