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唐代芸術博物館2008年11月26日更新
【和:とうだいげいじゅつはくぶつかん】 |
【中:tang dai yi shu bo wo guan】 |
隋・唐・五代|研究機関|>唐代芸術博物館 |
唐代芸術博物館は西安市の南郊外にあり大雁塔の曲江風景地区にあります。これは中国で初めての唐代芸術博物館で、中日合弁で建てられてものです。
唐代芸術博物館の総面積は2900平方メートル、陳列面積は983平方メートルで典型的な唐風庭園形式の建築です。
唐代芸術博物館は6つの展示室からなり、そのうち「唐の都長安」、「国風民俗」、「詩書交輝」、「彫工画意」などの展示室は最新の考古学上の発見、重要な文化財及び詳しい文献資料で盛唐時代の輝かしい芸術の成果が展示されており、唐代芸術を理解、研究し、また楽しむために絶好の場所を提供しています。
「唐京長安」という展示室はこの博物館の第一の陳列室で、長安城を主とする唐代芸術を集中的に展示しています。造形の精巧な建築資料と各種の建築模型が大量に陳列されています。中国社会科学院考古所の研究員楊鴻勲さんが復元した唐の長安大明宮麟徳殿の復元模型はもっとも注目されています。
「国風民俗」という展示室はこの博物館の第二の陳列室で、音楽舞踊、陶磁器、飾り物、玩具、絹の服、食器、貨幣、銅鏡、金銀器などが陳列されています。唐代の社会風貌を理解するための生き生きとした素材を提供しています。記録によると、当時長安に住んでいた辺境の使節、外国の使節、商人は30000人にも上り、「漢人は胡人の帽子をかぶり、胡人は漢人の帽子をかぶる」というのがブームになっていました。
「詩書交輝」という展示室はこの博物館の第三の陳列室で、主に中国文化で重要な地位を占めた唐詩と書が展示されています。唐代詩の流派と代表人物及び風格の異なる書と代表人物を理解するための場所を提供しています。
「彫工画意」という展示室はこの博物館の第三の陳列室で、唐代の彫刻、絵画における芸術成果を集中的に展示し、唐代彫刻の芸術的特徴を明らかにして目をみはらせるものがあります。唐代の彫刻は南北朝の「秀骨清相」という風格を一変させ、壮健豪放、豊満秀麗、意気盛んな新しい風格となりました。ここにはたくさんの女俑が展示されていますが、いずれも美しい顔立ちと豊満な体つきをしていて、苦しそうな表情は全く見られません。開放された時代の女性を生き生きと描いたと言えます。
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