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鳳凰紋方壺 2008年02月29(金)更新

鳳凰紋方壺

【和:ほうちょうもんほうこ
【中:Feng huang wen fang hu
春秋戦国|青銅器>鳳凰紋方壺

青銅器製品
時代:戦国 
法量:高37cm、 口径8.8cm 
出土地点:1954年 成都羊子山
 方形の壺、鈁と名付けられている。戦国時代中・晩期から前漢にかけて盛行した。覆頭形の蓋は四隅にそれぞれ水鳥が飾られている。肩部には獣面の銜環の把手がある。器身紋飾は五層に分かれ、 頚部から下胴部にかけて、蟠?紋の間に大三角紋が施されている。圏足部にも蟠?紋がみられ、中部から上部にかけては、巻雲紋を地とした鳳凰が主体となる装飾がみられる。鳳凰の造形は冠部分が高く長い尾をしており、腿部は曲がり爪が露出している。羽根や尾を振りながら、首を曲げ顎を反らしている。口を広げ鳴き叫ぶ状態を表現している。全体の作風の配置からみると、紋飾には強いデザイン装飾の意味があり、鳳凰の形象は写実的作風に富み、生動感ある趣を有している。
この壷の紋飾は細微にわたり華麗さを醸し出し、典型的な戦国時代の特徴を有している。その進形をみると、長沙楚墓から出土した帛画に描かれた鳳凰にきわめて類似しており、巴蜀文化と楚文化の交流を反映しているものといえる。出所:『中国四川省古代文物展』-三国志のふるさと、遥かなる大地の遺宝2000

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