考古用語辞典 A-Words

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収穫弋射画像磚   2008年03月18(火)更新

収穫弋射画像磚

【和:しゅうかくよくしゃがぞうせん
【中:Shou huo yi she hua xiang zhuan
秦・漢・三国|彫刻・書画>収穫弋射画像磚

時代:後漢
法量:高さ39.7cm、幅45.7cm
出土年:1972年
出土地点:大邑安仁郷
 画像は上下ニつの部分に分けられる。 上部右辺は蓮池である。蓮花が伸び咲き、蓮葉が水面に浮く。水面下には大魚が数匹みられ、水面には野鴨が泳いでいる。蓮池の上空には鳥の一群が東西両方向へと力強く飛んでいる。左端の木の影には二人の「弋人」がまさに弓を張って射ろうとしている。下部は収穫図で、三人が身をかがめながら穂を収穫しており、二人は鎌(鏺鎌鋸)で草を刈る。もう一人は籠をさげている。収穫の全ての行程を表現しているのである。この磚の内容は姓宙豊富で、人物は生動感にあふれる。平穂な自然田園風景を醸し出している。出所:『中国四川省古代文物展』-三国志のふるさと、遥かなる大地の遺宝2000

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