考古用語辞典 A-Words

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醸酒画像磚  2008年03月20(木)更新

醸酒画像磚

【和:りょうしゅがぞうせん
【中:Niang jiu hua xiang zhuan
秦・漢・三国|彫刻・書画>醸酒画像磚

時代:後漢
法量:高さ28cm、幅49.7cm
出土年:1979年
出土地点:新都新龍郷
 画面の右には造り酒屋の様子が揃かれ、軒先では土を固めた竈がみられる。竈の下には三つの酒甕が置かれており、 一人は柄杓を持って甕の中を撹拌し、もう一人は髪を結った女性で仕事の指導をしているかのようである。家の後ろでは二つの壺が掛けられている。屋外には酒を買うものがいる。両面 の左には酒を売るものが二人描かれ、一人は二つの酒甕を天秤竿でかつぎ、 もう一人は一輪車に方形の容器を載せて押している。まさに造り酒屋から酒を運び出している。この画像磚は早くも漢代の四川において酒造りがたいへん発達していたことを表している。出所:『中国四川省古代文物展』-三国志のふるさと、遥かなる大地の遺宝2000

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