考古用語辞典 A-Words

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庖厨画像磚  2008年03月20(木)更新

庖厨画像磚

【和:ほうちゅうがぞうせん
【中:Bao chu hua xiang zhuan
秦・漢・三国|彫刻・書画>庖厨画像磚

時代:後漢
法量:高さ25cm、幅44.5cm
出土年:1984年
出土地点:彭県三界郷
 画面の左には長机の後ろで地べたに座った二人が描かれており、調理をしながら話に興じている。机の後ろには棚があり、食用の肉がぶら下がっている。画面の右には三脚で支えられた大釜があり、釜の下には薪が置かれ、一人は跪いて扇を煽ぎながら火を見守り、食べ物が釜の中で早く茹であがるようにしている。後ろには四段に台が重ねられた厨房棚があり、碗や盤などの食器が置かれている。この画像磚の構成は簡潔にまとめられ、配置も合理的である。丁年寧な浮き彫りによって漢代社会、生活図画が刻み出されている。出所:『中国四川省古代文物展』-三国志のふるさと、遥かなる大地の遺宝2000

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