考古用語辞典 A-Words

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執剣武士傭  2008年03月29(土)更新

執剣武士傭

【和:しっけんぶしよう
【中:Zhi jian wu shi yong
隋・唐・五代|陶磁器>執剣武士傭

時代:唐
法量:高さ27.7cm、底辺8.8×7.5cm
出土年月:1978年8月
出土地点:万県駙馬墳
 灰白胎、青釉で胎土が細かい。陶磁質。方形の台座に立ち、四角く幅の狭い袖、丈の矩い服を着ている。腰には幅広の帯を締め、袴をつける。足下から尖った靴が顔を出している。 2本の腕は腹部の前に出され、鞘付きの環頭太刀を持っている。顔つきは眉を立たせ目は怒りを表している。奥目で鼻が高い。顎の下には長い髭をたくわえる。形相は真にせまり、生動さの神髄を伝え、形状から胡人[西域の人]に似る。出所:『中国四川省古代文物展』-三国志のふるさと、遥かなる大地の遺宝2000

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