考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

銀製双鳳文合子       2008年05月02(金)更新

銀製双鳳文合子

【和:ぎんせいそうほうもんごうす
【中:Yin zhi shuang feng he zi
宋・遼・金・元|金銀・玉器>銀製双鳳文合子

北宋 10世紀 
直径8.0cm
 銀製、打ち出し成形した合子。身の口縁に銀製の小帯をめぐらせ、合子が合口式の合わせを持つかのように仕上げている。これは塔基に納入するためだけに造られたことによる、通常の銀器には見られない造形上の省略と考えられる。蓋側面は沈線によって5区画に分けられている。
蓋上面には線彫りで、1対の飛翔する鳳風を表している。また、蓋口縁には「□主都孔□□張□□」と釘彫りの銘文がある。
半円球形の身部にはいっさい文様がなく、底に圏足をつけている。出所:『地下宮殿の遺宝中国河北省定州北宋塔基出土文物展』

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.