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穀粒文璧 2008年05月03(土)更新
【和:こくりゅうもんヘき】 |
【中:Gu li wen bi】 |
春秋戦国|金銀・玉器>穀粒文璧
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戦国―前漢 前5一後1世紀
直径 17.0cm
静志寺合利塔塔基からは700点余りの金、銀、玉、石器や陶磁器が出土しているが、遺物の製作年代は北宋時代だけにかぎらず、戦国時代や漢時代のものも含まれている。この玉璧は静志寺塔基出土遺物の中でもっとも古い時期に製作されたものである。
暗緑色の質のよい玉で、両面に穀粒文を刻んでいる。厚さは約5mm。塔基の年代からは1000年か、それ以上さかのぼる遺物である。定州市周辺には中山王墓や定州43号墓など戦国~漢代の墳墓が多く、この玉璧もかつてこの時期の墳墓に副葬されていたものであり、それを後世に掘り返して塔基に埋納したものであろう。出所:『地下宮殿の遺宝中国河北省定州北宋塔基出土文物展』
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