考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

穀粒文璧       2008年05月03(土)更新

穀粒文璧

【和:こくりゅうもんへき
【中:Gu li wen bi
春秋戦国|金銀・玉器>穀粒文璧

戦国―前漢 前5-後1世紀
直径 23.5cm
 これも戦国~前漢時代の作の玉器である。玉璧は半分ほど欠いている。復元径は約23cmあり、大型の壁である。外縁に獣面文、内縁に穀粒文を刻し、内縁と外縁の境には円圏文をめぐらせている。
この璧も戦国~前漢時代の墳墓に副葬されていたものであり、後世に掘りおこされたものである。
壁は埋納する時にすでに欠けていたもので、塔基発掘の時点で生じたものではない。玉器という宝器を埋納することが目的であり、それが完器をなしていないことは大きな問題ではなかったようである。出所:『地下宮殿の遺宝中国河北省定州北宋塔基出土文物展』

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.