考古用語辞典 A-Words

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滑石製花文合子       2008年05月06日(火)更新

滑石製花文合子

【和:かっせきせいかもんごうす
【中:Hua shi zhi hua wen he zi
宋・遼・金・元|石器・ガラス>滑石製花文合子

北宋 10世紀
高さ11.7cm
 蓋と身からなる。蓋は少し甲盛りとなり、甲には芭蕉図が線彫りされている。甲の外縁には2本の円国圏めぐり、円圏の中には鋸歯文が線刻されている。身には突帯の弦文が4段にめぐっており、身の底は平らになっている。蓋裏には「楊□□」、身の内底には「施主楊□□」と墨書がある。施入者の名である。轆轤製で、芭蕉の図もよくこなれた意匠である。出所:『地下宮殿の遺宝中国河北省定州北宋塔基出土文物展』

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