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曲阜孔廟・孔林・孔府      2008年05月21日(水)更新

曲阜孔廟
【和:きょくふ・こうりん・こうふ
【中:Qu fu kong miao Kong lin Kong fu
面白テーマ|>曲阜孔廟・孔林・孔府

  山東省曲阜市にある孔廟、孔林、孔府が世界的に知られているのは、孔子の中国2500余年の歴史における地位と影響力とも関係がある。孔子(前551年~前479年)は中国古代の偉大な思想家、政治家、教育家、文化人としても世界的なすぐれた人物である。孔子の築き上げた仁政と徳をもって治めることを中核とする儒教の学説は、中国ひいては朝鮮、日本、ベトナムなどのアジア諸国で封建社会の正統思想として尊ばれ、中国の歴代王朝は孔子に対する尊敬の気持ちと儒教思想に対する信奉をはっきりと現わすため、故郷の曲阜にスケールの大きな孔廟、孔林、孔府を築造した。
孔廟は孔子を祭っている廟であり、このような廟はアジア地域ではかつて2000余力所を数えるに至った。曲阜の孔廟は本廟でもあり、その中でも最も長い歴史がある、規模が最も大きな、形と構造が最も典型的なもののひとつでもある。それは曲阜の町の中央部に位置し、孔子の旧居をもとにだんだんと発展してきた東方建築の特色と格調を持ち、雄大なスケールを誇る美しい古代建築物群である。
孔林は孔子とその一族の墓地であり、現在世界で時期的に最も長く、面積が最も大きい一族の墓地である。孔林は孔子の死去後2年目の年につくられ、孔子の地位が日ましに向上するに従い、孔林の規模はますます大きくなった。孔林の総面積は約2平方キロ、周囲の林の塀は5.6キロ、高さは3メートル以上、厚さは1メートル。漢代に入ってから、歴代の統治者が孔林を13回も補修したこともあって、今日の規模を持つに至った。
孔府西は孔廟に隣接しており、孔子世襲の「聖公を広げる」代々の正統な子孫が居住した場所で、中国では明、清の皇帝の宮殿に次ぐ最大の屋敷である。孔府の敷地面積は約16万平方メートル、さまざまな建築物が463間もある。孔府には数多くの歴史的文物がある。
大成殿
大成殿は孔廟の本殿で、孔子を祭っている主な場所である。宋の崇寧の頃(1102年~1107年)につくられ、何回も修築が行われ、拡充されたこともある。高さは24.45メートル、幅は45メートル、重なるひさしと9つの屋根があり、彩色の美を誇示している。殿の前の竜の模様入りの10本の柱の彫刻技術は完壁そのもので、石彫りの芸術品として得難いものである。殿内の中央部には孔子の像が祭られ、両側にはそれぞれ4人の配偶者の塑像と12人の賢人の塑像がある。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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