考古用語辞典 A-Words

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楽山大仏      2008年05月23日(金)更新

楽山大仏
【和:らくざんだいぶつ
【中:Le shan da fu
面白テーマ|>楽山大仏

  楽山の大仏は四川省楽山市の東部、岷江、青衣江、大渡河の三本の川が合流する凌雲山棲鸞峰の西側の断崖に位置し、大昔の頃に絶壁に彫られた彌勤菩薩坐像である。仏像は唐の玄宗皇帝の開元元年(713年)に築造され、完成までに90年の歳月を要した。
彌勤坐像は高さ71メートル、頭の高さ14.7メートル、髪の毛の結び目が1021もあり、耳の長さは6.72メートル、鼻の長さは5.33メートル、目の幅は3.3メートル、肩幅は24メートル、中指の長さは8.3メートル、足の甲は広さが9メートル、長さが11メートルで百人以上の人たちが坐ることができるほど大きい。「仏は一山、山は一尊仏」といわれ、楽山大仏はこれまでのところ世界最大の石刻仏像である。楽山大仏に近い景勝地に、は青衣山、凌雲寺などがある。
青衣山の樹林や竹林、錦のように美しい花は絵で飾りつけた赤色の建物や断崖の絶壁とすばらしいコントラストをなしている。凌雲寺の古代建築物は気迫がみなざり、唐代の霊宝塔が高くそびえ立っている。竹と木でつくられた蘇東楼は落ち着いた、上品な雰囲気がある。麻浩漢代崖墓には数多くの貴重な漢代の肖像画と出土文物が陳列されている。1996年、峨眉山と楽山大仏はともに世界遺産リストに組み入れられた。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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