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ニ王廟-都江堰     2008年05月29日(木)更新

ニ王廟-都江堰
【和:】
【中:
面白テーマ|>ニ王廟-都江堰

 最初の名は崇徳祠と呼ばれ、治水に功労がある李氷という人の徳を高く評価する意味である。西暦494年の時は、李冰の石の彫像しか奉納されていなかった。宋の開宝五年(972)になると、成都平原では五穀豊穣が実現されたため、人々は李冰の恩徳をしのんで、李二郎の石の彫像を増設した。李冰父子は宋、元両代にそれぞれ王として封じられたため、崇徳祠は二王廟に名が改められ、李冰も神様として崇められるようになった。二王廟は何回も戦火によつて壊されては立て直された。廟内には壁に寄りかかつた梯があり、境内は様ざまな極色彩を施した楼台亭閣が点在している。壁に刻した「深淘灘、低作堰(深く灘を掘り、低い土手を作る)」をはじめとする多くの治水の格言は、中国古代の治水経験の総括と言つてよい。奉納されている李冰父子の彩色彫像および歴代の「堰功(土手築造の功労者)」像は、生き生きして真に追っている。規模が大きく、きちんと都江堰の東岸に配置されているニ王廟建築群は、廟宇と庭園とが結びつける著名な景勝地としても有名である。出所:中国世界遺産「青城山ー都江堰」

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