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明・清時代皇室陵墓-世界文化遺産
2008年06月01日(日)更新
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【中:Min・qing shi dai huang shi ling mu】 |
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2000年、湖北省鍾祥市にある明の顕陵、河北省遵化県にある清の東陵および易県にある清の西陵などの皇室陵墓は、「世界遺産リスト」に収められた。その後の数年間、南京市紫金山上にある明の孝陵と北京市昌平県にある清の十三陵、瀋陽市にある清の福陵、昭陵と永陵も相前後に「世界文化遺産リスト」に収められるようになった。
明の孝陵は、中国最初の帝王の陵墓として、明・清両代の帝王陵墓の規格に極めて重要な意義をもたらしている。中国の封建時代においては、規模がかなり大きい明・清時代の陵墓は、人文景観と自然環境とをバランスよくとれたモデルと、中国の建築芸術の傑作であると同時に、中国封建社会における統治者の人生観、世界観、および長期にわたつて中国を統治していた「風水(地相)観」を具体的に示しており、特に明の十三陵の場合は、場所の選定から、祭祀、管理に至るまで、風水学、哲学、建築学、地理学、美学および水文学に及ばないものがないだけでなく、さらには明代の政治、経済、軍事と文化の縮図となっている。出所:中国世界遺産「明・清時代の皇室陵墓」
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