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敦煌莫高窟ー世界文化遺産 2008年06月17日(火)更新
【和:とんこうばっこうくつ】 |
【中:Dunhuang mogaoku】 |
面白テーマ|彫刻・書画>敦煌莫高窟ー世界文化遺産
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敦煌市は、甘粛省河西廊下、祁連山の北麓にある。面積3.12万k㎡、人口18万人。境内の西部、北部は殆どゴビ砂漠で、オアシスは東南隅にあり、総面積の4.5%を占めている。党河は境内にある唯―の川で、疏勒河に属す内陸河で、祁連山の水河から源を発し、全長390mで、敦煌オアシスの命脈である。典型的な乾燥気候に属する。周りはゴビ砂漠に囲まれるが、土地が平かで気候が温暖で、水源が充足し、豊かな砂漠のオアシス都市で、上質の果物と綿花の出産地である。
敦煌は文化芸術の宝庫莫高窟の所在地で、シルクロードにある重鎮であり、古代西部辺境の軍事要塞でもある。1986年に国務院に歴史文化名城に指定された。漢の武帝元鼎六年(紀元前111年)に敦煌郡を設けてから、今からすでに2000年以上の歴史を持つ。敦煌は、東西側交通の要衝にあり、古代中原王朝が西域、ギリシア、ロ―マヘの進出、西部民族の東進に行く必ず通さなければならない所だった。華夏文化はここから西方に、西側文明もここから中原へに伝わり、東西側文化交流の中枢であつた。唐代(618~907)の敦煌は最も最盛期を迎え、中国、インド、中アジア、西アジア、エジプト、ギリシアなどの異文化を吸収し、カラフルな文化景観を呈し、ユーラシア大陸人類文明の異彩を放つていた。燦爛たる歴史文化、独特な砂漠風光は、敦煌観光に絶えぬ発展をもたらした。敦煌は、シルクロードにある世界に注目させる観光勝地となつた。出所:中国世界遺産「敦煌莫高窟」
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