考古用語辞典 A-Words

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「八徴耄念之寶」印     2008年06月24日(火)更新

「八徴耄念之寶」印
【和:「はっちょうぼうねんのほう」いん
【中:「Ba zheng mao nian zhi bao」yin
明・清|彫刻・書画|金銀・玉器>「八徴耄念之寶」印

清 乾隆帝清供印
12×12×10.5cm 
青玉 龍紐
 青玉を材とし、篆書体が陽文で刻されている。二匹の龍が体を合わせた形の紐があって、授帯(印紐)がついている。乾隆皇帝が最も得意にしていた玉印で、晩年鑑賞した書画によく捺されている。得意の絶項にあった皇帝の気持を表わしている。乾隆皇帝が八十歳の時に書いた『八徴耄念之宝記」には当時の皇帝の気持が吐露されている。乾隆皇帝によれば、有史以来七十歳を越えた皇帝は、彼を除いて六人だけで、 しかも八十歳まで在位したのは二人、「国土が広く、臣が服し、民が安んじ」た時世をつくった点で彼に比するものはいなかった、 という。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』

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