考古用語辞典 A-Words

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六十三脚海水紋挿手硯     2008年07月03日(木)更新

六十三脚海水紋挿手硯
【和:「ろくじゅうさんきゃくかいすいもんそうしゅけん
【中:「Liu shi san jiao hai shui wen cha shou yan
宋・遼・金・元|彫刻・書画>六十三脚海水紋挿手硯


長27cm 幅16.3cm 厚8.5cm
端渓
 この硯には傾斜式墨池が彫られ、墨池内に八つの石眼を彫り下げた七本の石柱があり、そのうちの五本の柱の下には、それぞれ飛雲が彫刻されている。硯の縁には単線の線刻による波涛が刻まれ、海馬や海獅が波間に現われている。硯の裏には六十三の眼脚がみられる。石眼はもともと石質のむらであるが、硯匠は石の特性を生かして六十三の石柱を彫り下げ装飾とした。これらの眼脚の高さは不揃いで、端渓石硯の中で精品である。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』

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